注意! 

 この作品は18歳以下の方はご覧になれません。

 また、女性向けの表現を含みますので、苦手な方はご注意ください。

 ちょっぴり見てもいいかも?と思われる方は、以下を反転してご覧下さい。

 

 〔見本〕

 

言うなり、アシュレイはユウリの首に覆いかぶさり、首筋に噛みついた。

「あう…っ!!

全身全霊を使って自分におそいかかるアシュレイ。

肉食獣が獲物をなぶるように、噛んだあとをやんわりと唇で食んで舌を這わせる。 

たしかに痛みを感じているはずなのに、翻弄されてきた身体は勝手に強い快感に変換する。

頭の中がスパークし、目の奥がチカチガする。

ユウリの世界はアシュレイの持つ闇で一色に染められた。 

この、圧倒的な闇。生きる者と死者―――問答無用に世界を分かつ絶対的な真理を、アシュレイは体現しているように思われた。

「向こうの世界」へ行くなと言う。

自分の刻印を付けるというアシュレイ。 

まるで、昏い闇をその身の中に飼っているアシュレイという人物の奥深さ、怖さ。

それでいながら、心惹かれずにはいられない。

現に、ユウリの身体はもうアシュレイを拒んではいない。

頭では「いけない」と分かっていても、身体は受け入れている。

アシュレイの熱い闇を。 

骨が軋み、肉が裂かれる痛みの中で、ユウリは奔流のような熱にうかされた。

朦朧とした意識の中で、何度も繰り返される言葉を聞いたような気がした。

 

 

「お前は俺のものだ」

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